「健康な心」の維持・増進のための
次世代型モニタリングシステムの開発

研究開発課題リーダーより

銅谷 賢治　沖縄科学技術大学院大学　教授

この研究開発課題では、脳波（EEG）、心拍数、体温などの生体信号をリアルタイムに記録できる快適なウェアラブルデバイスの開発や、心の状態を精度よくモニタリングする解析技術を開発します。このシステムの完成によって、人間の気分や感情などを短時間で測定し、ストレス度が上がった場合、休息を促すことができるでしょう。さらに、いわゆる「阿吽の呼吸」が実現するときに頭の中で何が起こっているのかを解明し、例えばサッカーにおけるセットプレーの成功度を高めるようなトレーニング方法を提案したいと思います。